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◾️アスフールについて
アスフールでは、チュニジアで大切に作られた手作りの品々をご紹介しています。
キリム、マルグ-ム、フータ、陶器やタイル、オリーブの木で作られた雑貨、オリーブオイル、精油、フローラルウォーター。この国では全てが手作りで、作り手のこだわりや強い思いが感じられます。売るためだけに作られていない生活のための品々は、日本人にも通じるものがあると感じます。
*アスフールは、アラビア語の「鳥」を意味し、チュニジアのオリーブの木で紡がれた「鳥かご」が由来です。

◾️キリムとマルグーム
キリムやマルグームは、遊牧民が羊・ヤギ・ラクダなどの毛で、手作業で作った実用的な織物です。家畜とともに移動する遊牧民にとって、持ち運べる、なくてはならない生活用具でした。
敷物、カーテン、ベッドカバー、衣類の収納、食品袋、など様々な用途に使われると共に、一枚一枚色柄が異なるので、生活に彩りを添えるインテリアでもあったのです。

キリムやマルグームは、先住民族であるベルベル族の時代から各家庭で受け継がれ、現代まで脈々と受け継がれてきました。鮮やかな暖色系や幾何学模様を大胆に組み合わせている柄が特徴のキリム。トルコ、ローマ、アラビク、スペインなど、他国の伝統的な流れがミックスされ、オリジナルの進化を遂げたものがマルグーム。織り方の違いは、キリムが縦糸1本に対して横から細い羊毛を交互に編み込んでいるのに対し、マルグームは縦糸2本に対して横から太い羊毛を交互に編み込んでいきます。上から見ると縦2本の糸に横から1本の羊毛が左右交互に編み込まれている状態となるため、キリムよりも織り目が詰まり、厚みもキリムの3倍ほどあり、どっしりとしています。
キリムはカジュアルな雰囲気でシンプルな柄、マルグームはクラッシックな雰囲気で複雑な柄が特徴と言えます。日本では珍しいチュニジア製ですが、ヨーロッパでの人気が特に高く、海外輸出の半分以上はフランスとイタリアが占めています。


◾️ キリム、マルグームのお手入れ
日々のお手入れは、掃除機でホコリを取り、時々、外で陰干しをしてください。
洗う場合は、お風呂場などに広げて踏み洗い、又はブラシで洗ってください。
たたんで洗濯機に入る場合は、軽く脱水し、形を整えて干します。(日なた干し、陰干し、どちらでもOK)
お湯をかけると色がにじむので、必ず水で洗ってください。
キリム、マルグーム(1畳大)に対して、塩大さじ2とウール用洗剤大さじ2を使うと、色落ちを防げます。
中性洗剤は色がにじみ出るので使わないでください。

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